保育園を選ぶ際のポイント

Last Updated on 2024年4月23日 by taekwo

ハッピーマム

可愛い我が子が最初に通う保育園

保育園と言えば、幼稚園と並んで可愛い我が子が最初に通うことになる場所です。
毎日通う場所となりますので、後悔しないよう子供が笑顔で行くことができるところ選びたいと考えるのは親として当然のことだと言えるでしょう。

また最近特に増えている共働きの家庭では、できる限り安心して長い時間預けることができるところにするのが理想です。
しかし最初の子の場合は親として保育園を選ぶの立場としても初めての経験となります。

何を基準として、どんなところに気を付けて選べばいいのか分からないのは当然です。
では、園を選ぶ際に注意した方が良いポイントにはどんなものがあるのでしょうか。

まず最初に必ず気を付けておいた方が良いのは園の種類です。
実は園には様々な種類があり、それぞれに大きな違いがあります。

それはどういったものかというと、認可か無認可かということです。
認可保育園は厚生労働省が主管となる児童福祉法に基づいた児童福祉施設としての基準を満たした施設のことを指します。

ですので必然的にその基準を満たしていないところが無認可、ということになるのです。
どちらを選べばいいかと言えば、当たり前ですが選べる限りは認可の方を選んだ方が良いと言えます。

認可の保育園を選んだほうが良い理由とは

なぜかというと、認可のところは園舎や園庭がしっかりしていて十分な広さをとっているということだけでなく、先生などスタッフの数も十分に用意されているからです。

もちろんこれはそうでないと認可がおりないからとなります。
またそれ以外にも費用の面でも認可の方が安いことが多いので、まずは認可の中から選ぶのが良いと言えるでしょう。

そして次に気にしたいのはこれも当たり前ではありますが場所です。
できる限り住まいの近くか職場の近く、それも済んでいるところと職場とを繋ぐラインの近くにした方が良いと言えます。

これはなぜかというと送迎の手間がかなり変わってくるからです。
送迎は毎日のこととなるので、負担がかなりのものとなります。

認可のところは住まいの近くしか選べませんが、そういった中に良いところが無かったりする場合は無認可で職場の近くにあるところなどを探すのもおすすめです。

園の教育方針やカリキュラムにも注目する

またその次に注意したいのは園の教育方針やカリキュラムなどとなります。
最近では昔と違い保育園も幼稚園と同じようにカリキュラムや教育方針が園によってかなり違っていたりするのです。

例えば教育熱心な園では定期的に外国人教師を呼んで英会話を学ばせたり早めに字を書く練習をさせたりというところもあります。
また一方で体力づくりに力を入れていて体操教室などを組み入れているところも見かけるようです。

ただこれについてはこうした方が良いという絶対の基準はありません。
しかし気を付けたいのは子供の性格に合ったところを選んだ方が良いということが挙げられます。

親としてどんな子供に育てたいかという理想論はあるかと思いますが、実際に通うことになるのは子供自身です。
子供にとって合わない教育方針のところへ通わせてしまっても上手くいかず、結果として子供によくない影響を与える可能性があります。
自分の子供の性格をよく考えて、より合うところを選ぶのが肝心です。

保育できる時間についても調べておく

その他に見ておいた方が良いのは保育できる時間についてとなります。
保育園といっても保育時間には実は差があります。

認可のところは一定の時間であるところも多いのですが、無認可ならかなり保育時間の対応範囲には差があるのです。
両親ともにかなり忙しい仕事に就いている場合や急に残業が発生してしまうことの多い職業の場合は敢えて無認可の保育時間について長い時間の対応ができるところを選ぶのも良いと言えます。

またこれはカリキュラムなどにも関わってきますが、スタッフの人数についても確認しておいた方が良い点となります。
特にクラスあたりの人数についてはチェックが必要です。

実は同じ認可の施設の中でも1クラスの人数というのは園によってさまざまだったりしますし、無認可ならなおのこと差があります。
目が離せない活発な子供の場合などは特に少人数制のクラスとなっている園を選んだ方が良いでしょう。

実際に見学をしてみることも必須

後は実際に見学をしてみることも必須と言えます。
やはり園の概要やカリキュラムを説明会などで聞くだけの状態に比べて得られるものが全く違ってくるからです。

ただ実際に見学とは言ってもどんな点を注意してみれば良いのか分からないという方もいるかもしれません。
そこで気を付けておきたいポイントが、実際の園児たちの声です。

もちろん静かにする時間も必要ではありますが、やはり笑い声や泣き声が聴こえて当然の場が園です。
そういった元気な声がよく聞こえて先生たちもそれをうまくまとめている園は良い評価ができます。

一方であまりに静かすぎる場合やスタッフの怒号が聴こえがちな園はあまりおすすめできません。
このように保育園選びには費用や場所だけでなく様々な要素があります。

しかし一番は子供が楽しく通えるかどうかです。
子供にとって良いところを選べば間違いないと言えるでしょう。