転職サイトの使い方とは

Last Updated on 2024年4月23日 by taekwo

自由に活動を始めることができて、気兼ねせず求人情報を見たり比較ができる転職サイトは、いわゆる転職エージェントよりも気楽です。
パートナーがついて転職のサポートを行う転職エージェントでは、キャリアカウンセリングを受ける必要があったり、一定期間の内に結果を求めることになります。
その為、気になる求人情報を見つけて電話をしたり、面接を受けて採用結果を待つ従来の転職とはかなり違います。

 

転職エージェントのデメリット

面接を受ける求人情報の候補は、エージェントによって提案が行われるので、転職希望者の自由度は低いといえるでしょう。
勿論、キャリアカウンセリングの内容に基づき、本人にとって適職と思われる求人がリストアップされるのは間違いないです。
転職サイトの良いところは、求人情報誌に目を通すかのような感覚で求人をチェックしたり、自ら選んで面接に応募できることです。
つまり、一方的に勝手に決められることがなく、面接日時の調整や入社条件の交渉など、何から何まで自身で行う必要があるわけです。
結果を含め自ら責任を負いたい、そういう転職活動をする場合に、転職サイトは希望に応える存在となってくれるでしょう。
必要な時に転職のアドバイスを受けることができたり、業界や特定の企業に関する情報を手に入れることは可能です。
しっかりと準備をして面接に臨めば、転職エージェントに負けない転職を実現することができるはずです。
ただ、真価を引き出さなければ十分な転職活動はできないので、隅々まで特徴を理解して活用したいところです。

 

転職サイトの選び方

求人情報誌と同じ感覚に留まってしまうと、真価を発揮させることは不可能ですから、これまでの転職活動とは違うと理解することが大切です。
最初は地域を指定して求人情報をリストアップしたり、業種や雇用形態、福利厚生の条件を追加してあれこれ情報を確かめたくなるものです。
この気楽さが良い部分の1つですが、将来のキャリアアップを見据えて本気で転職活動に取り組むのであれば、もう少し考えて活用することが必要になります。
当然ですが、サイトの選び方1つ取っても転職活動の快適性は左右されますし、結果に響いてくることも十分にあり得ます。
だからこそ基本的な部分を理解した上で、具体的な選択や活用に繋げていくことが大事です。
転職サイトの選び方には、知名度の高さでユーザー数の多い大手を選択したり、特定分野の求人に強い特化型を選ぶ手もあります。
大手を選ぶメリットは、運営が安定していて信頼性も高く、何より情報量が膨大で求人の候補が沢山選べることです。
ただし、知名度が高い分だけユーザー数も多く、ライバルが増える結果になるので、大手だから必ずしもベストとはいえないでしょう。

 

特化型の転職サイトは大手よりも魅力が増す

一方で特化型の転職サイトは、求人案件の絶対数こそ少ないですが、転職希望者が求める業種と取り扱う求人の分野がマッチすれば、大手よりも魅力が増します。
スキルが活かせるハイキャリアや、専門性が問われる専門職などが、特化型の選択に向いているタイプだと考えられます。
非公開求人の割合が多いサイトは、それだけハイキャリア向けの求人が充実していたり、スペシャルな求人に出合える期待が持てます。
言うまでもなく、このような求人は求められる人材のレベルが非常に高いので、面接どころか求人情報の開示にたどり着くだけでも大変です。
余程キャリアに自信があるか特殊なスキルを身につけていない限りは、心が折れるような結果に至るでしょう。

 

大手を始めとして無料会員登録をしてみる

転職サイト選びにおいて大切なのは、自らのレベルに合った使いやすいサイトを見つけることです。
それにはまず、キャリオクなど大手を始めとして無料会員登録をしてみるのが得策です。
実際に活用するかどうかは別であっても、いつでも本格的に利用を始められたり、気になる求人を見つけ次第応募できるようにしておく意味は大きいです。
後は同条件の検索や絞り込みで、それぞれのサイトの求人情報数を比較してみたり、得意分野について確かめるのも良いでしょう。
独自のサービスが提供されている場合は、サービスの説明に目を通したり、試せるなら一度利用してみるのが賢明です。
使い方のコツには、サイトごとに登録するメールアドレスを分けたり、メールマガジンを受け取る設定にすることが挙げられます。
プライベート用のメールアドレスを登録してしまうと、求人関連のメールが紛れ込んでしまい厄介ですから、必ず事前にメールアカウントを別に作成しておきましょう。
メールマガジンは、サイト側から提供される情報の1つなので、これを受け取らないのは勿体ないです。
メールのフィルターに引っ掛かると、受信時に迷惑メールに分類されてしまいますから、受信設定を見直して問題なく受信できるか確認することをおすすめします。

 

まとめ

求人情報探しで気になる求人が見つかった時は、積極的に検討リストに加えるのが良いです。
サイトに掲載される求人情報は膨大ですし、もう一度探すとなると時間のロスが発生するので、とりあえず検討リストに入れて後で確認しましょう。
他にも、応募書類は相手企業に合わせて作成する、スカウト機能が用意されていれば活用するのもポイントです。